FOXDAYまであと1日 その②

(続き)歴史のおさらいとBABYMETALに憧れる世代

BABYMETALは、2010年にさくら学院のサブユニットとして誕生しました。

中元すず香(SU-METAL)、水野由結(YUIMETAL)、 菊池最愛(MOAMETAL)の3人がさくら学院のダンス部などと同様の重音部に選抜されて活動を開始しました。

初期の動画のコメントにありますが、ヘビーメタルとはどんな音楽かも知らないままでの結成でした。




しかし、メタル好きのプロデューサー小林(KOBAMETAL)は、有名アーチストと次々と極上のヘビーメタルサウンドを制作しました。X-JAPANのTOSHIをイメージして選んだと思いますが、SU-METALのボーカルのとてつもない能力の高さと、日本独自のカワイイ文化の代表として選ばれた天使のような、YUIMETALとMOAMETALのかわいらしさとダンス能力の高さで、それまでの海外のメタル音楽の常識を覆す、かわいくて、ダンスもする、さらに本気のヘビーメタルを演じる神バンドと呼ばれる世界でもトップクラスのギタリスト、ベーシスト、ドラムスを招集しKAWAII METALという独自の世界を作り上げ、マスコミへの宣伝活動は一切なしで、そのクオリティの高さで、ネット上、特に海外で話題となりました。



そして2013年の国内のロックフェスでの活躍、特に、サマーソニックでのメタリカとの出会いや、LOUD PARKで、それまでのさくら学院の父兄やアイドルファンに加え、メタルヘッド達やフェスに参加した海外のアーチスト達の心をつかみ取ることに成功しました。

その後ギミチョコのMVが爆発的に拡散し、海外への進出を後押ししました。

2014年に海外でデビューして、英国ソニスフィアでの大成功やダウンロードフェスでの成功により、海外での人気を不動のものとしました。


BABYMETALは、アーチストとしての地位をのぼりつめ、昨年のサマーソニックでは、出演するアーチストの中で日本人としては、最高のポジションとなりました。東京のサマソニでSU-METALは、「ついにここまでくることができました」と言いました。そして今年の英国のダウンロードフェスでは、BABYMETALのロゴマークが堂々と真ん中にあります。海外(特に英国)では、すでにトップアーチストのひとつに位置付けられています。

さて、本題です。

BABYMETALの3人は、自発的にBABYMETALに参加したわけではありません。

しかし、3人や関係者の努力と活躍によって、BABYMETALプロジェクトは成功し、今や世界のトップアーチストのひとつとして認められ、毎年、アメリカツアーを行っています。アメリカでさらなる人気を得ることができれば、世界征服が実現します。ぜひともマジソンスクエアガーデンを満席にした光景を見せてほしいと思います。

そして、かつて、YUIMETALが可憐ガールズに憧れたように、BABYMETALに憧れる世代が育ってきています。BABYMETALになりたいと思って、歌やダンスを練習している子供達はたくさんいると思います。

佐藤日向さんのSAINTSNOWや、黒澤美澪奈さんの「Metal Opera ~ ミレニアム桃太郎~」など、さくら学院の卒業生や他のアイドルグループの音楽もメタル寄りになってきているのは偶然でしょうか?

当然、現役のさくら学院の後輩達も、あこがれであり目標でもある先輩として、BABYMETALの3人を見ているに違いありません。

さくら学院の在校性達

(続く)

BABYMETALと海外のキツネ達

英語がまったくできない私が、海外のBABYMETALやさくら学院のSNSに身を投じ、英会話で七転八倒の毎日です。

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