岩戸伝説とBABYMETAL
岩戸伝説とは?
様々な説はあるものの、BABYMETALのダークサイドとYUIMETALと、日本の岩戸伝説との関連を、私の想像と共に少し整理してみました。
岩戸伝説はいろいろな説はありますが、以下のストーリーが主流かなと思います。
世の中を光で照らす天照大神をYUIMETAL、大勢の神様達はSUMETAL、MOAMETAL、神バンドやダンサー達と思って読んでください。
>以下が物語です。
「むかしむかし、アマテラスノオオミカミ(天照大神)が、弟のスサノオノミコト(素戔鳴尊)の乱暴をとても怒って、天の岩屋へお入りになってしまいました。
すると世の中は真っ暗闇。様々な悪い神々が現れて、恐ろしいことや悲しいことが次々に怒り、世の中が乱れに乱れました。
大勢の神様たちは頭を悩ませ岩屋の前に集まり、アマテラスノオオミカミが岩屋から出ていただくにはどうしたらいいか相談をしました。
すると、オモイカネ(天八意思兼命)が言いました。
「そうだ、私たちが岩戸の前で踊ったり歌ったり楽しそうにしていれば、きっと『何をしているのだろう?』とお覗きになるにちがいない!」
と、神様たちは準備を始めます。
まずニワトリを集めて鳴かせました。
そしてとても踊りの上手いアマノウズメノミコト(天鈿女命)は、桶の上に乗って「トントン、トトトン」と楽しそうに踊り始めました。
すると他の大勢の神様たちも手を打って、賑やかな大宴会になりました。
オモイカネが「コケコッコー!」とニワトリの鳴き声をまねると、沢山のニワトリが一斉にコケコッコーと鳴きだしました。
それにしてもアマノウズメノミコトの踊りがあまりに面白いので、神様たちは大笑い。ついに一緒になって踊り出します。
一方、岩屋の中のアマテラスノオオミカミは外の楽しそうな騒ぎが気になって仕方ありません。
ついに堪えられなくなって、そっと岩戸をあけて外をご覧になりました。
そのとき岩戸の陰で待ち構えていたアメノタヂカラオ(天手力雄命)が岩戸に手をかけ、渾身の力で戸を開け、アマテラスノオオミカミを岩屋からお出しになったのです。
その瞬間、世の中は再び明るさを取り戻し、悪い神々は逃げていきました。(終わり)
※イラストで、丸い鏡のついた棒を持っている神がいますが、鏡に天照大神を写して呼び出そうとしています。何か今年のワールドツアーのオープニング曲でBABYMETALの女性達が持っているものと重なりますね。
観客に背を向けて、鏡をかざすように見える動作もあったような気がします。
そして、岩戸伝説は、皆既日食経験を記述したものではないかとの説があります。
最初は、邪馬台国の卑弥呼が死去した年が247年か248年となっているので、西暦247年と248年の日食ではないかと思われていたようです。しかし、最新の研究では邪馬台国の候補である北九州や近畿では、金環日食の可能性はあるが、皆既日食ではないと結論付けされたようです(岩戸伝説のある長野では皆既日食の可能性ありです)。北九州や近畿では、金環日食を除くと,いまのところ 西暦53年と西暦158年の日食が「天の岩戸」の 日食候補となっているようです。
それはさておき、いままでの話で、ご想像の通り、YUIMETALは洞窟(日食の暗闇)に逃げ込んでいて、SU-METAL他のメンバ達は、洞窟の外で、賑やかに歌い踊り、鏡の棒を持って、YUIMETALを呼び出そうとしているのが、今回のダークサイドのストーリーではないかとの説でした。
そして、ここからは、私の妄想ストーリーです。
岩戸伝説が北九州だとした場合、この洞窟のような下の写真を想像できるような場所がひとつ存在するのです。
それは、開閉式の屋根がついたスタジアム、福岡ドームです。
ダークサイド(閉)とライトサイド(開)?
去年、この場所でパフュームはライブを行いました。
逆にパフュームのライブからストーリーが組み立てられた可能性もあります。
この場所が、YUIMETALの復活の場所ではないか、とひそかに思っている今日この頃です。
妄想話にお付き合いいただきありがとうございました。
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